こんにちは。たーさんこと田中です。
先日から、ストレスや鬱の「感情」と向き合うということを
書いていますが、自分がこれまで先生に怒られたりしたときに
ネガティブな気持ちをコントリールできてよかった、
ということがあったので、思い出しながら書いています。
自分は、ディスられたり、悪口を言われたり、怒られたりすることが
子供のころからあたり前で、ネガティブな感情から逃げまくってきました。
結果、人とコミュニケーションをとることが苦手になり、
いわゆるコミュ障という状態を長い時期過ごしました。
いまも、意識しないと時々人見知りして前に出れないこともあります。
ただ、本心としては、一人は孤独ですし、寂しいです。
自分のいやな感情から、逃げ続けていると
他人ともまともに向き合えなくっていきました。
結果、鬱で引きこもっていた時などは
人と話すと吃音(どもり)になってしまい
ますますコミュ障を悪化していきました。
人とコミュニケーションがうまくできいって
人生ですごい損失ですし、何より怖いです。
上司、先生、友達、夫婦
会話がうまく成り立たなくて
トラブルになったりすること自体
すごくストレスになります。
子供の頃の僕は、相手が先生や上の立場である場合や
自分より喧嘩がつよかったりする場合(大半はこの場合なのですが)は特に
気後れしてしまって、無口になったり
緊張してしまって、会話も上達しません。
僕が、大学に行きながら、東京でアルバイトしていた時は
会社の飲み会などにまれに、呼ばれる時がありました。
会社の営業の方や、上司とのつきあいなど
社会人は本当にたいへんだし、うまく会話を成立させていること自体が
すごいと圧倒されまくりでした
(もちろん、普段からの上司とのつきあい方など、常日頃の努力はあったのだと思います)。
それに比べて自分は
スピーチやプレゼンなども大の苦手どころか
挨拶すらも、まともにできませんでした。
「こんにちは」と言おうとするだけでも
「こ、こ、こんにちわ!」
みたいな感じでつっかえてどもりまくりです。
緊張すると体が震えるしで、
小学生高学年くらいの子供のころから
吃音は治らないんじゃないかと絶望していました。
ストレスや、人と話すのが怖いと思うことで
緊張しすぎで、へんに力が入りすぎているのが自分でも
はたからみても丸わかりでした。
要はビビっていました。
ただ、こういう自分のネガティブな感情を
ゆっくり受け入れてから、人と話すと、普段よりは
体に力が入らないことに気づきました。
誰もいないところで、目を閉じて、深呼吸するだけで
信じられないほど効果があります。
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体に力が入らないというだけで
体が震えたり、一言がなかなか口からでてこずに
どもってしまうということは少しずつ減っていきました。
最初の方こそ、僕は頻繁にトイレにいったり
屋上で一人になったりして呼吸を整えていました。
慣れてくると、少し予想外のことがあっても
ちょっとやそっとでは動じにくくなりました。
その場の雰囲気に流されてしまうと
交渉ごとでもなんでも、相手のペースに流されかねないので
人生いろいろと損をします。
ネガティブな気持ちも含めて
自分の気持ちを見守るという習慣は
コミュ障もすこしは克服できてきた、という話でした。
いまでも、ストレスで鬱になりそうなときは伊角慎一郎を
思い出して、感情と向き合うようにしています。
伊角慎一郎(ヒカルの碁)に学ぶ。ストレス・鬱を生むネガティブな感情との向き合い方
「自分の気持ちもよくわかろうとしない自分は、
人の気持ちもわかるわけないな」
と当たり前すぎることを改めて思っています。
読んでいただき、ありがとうございました。
「人と議論・交渉するときに、コントロールできない感情を出してはいけない」
という記事はこちらです。
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