こんにちは。たーさんです。
前回の記事と関連して、運動で鬱が改善された話を書きます。
ここで
(1)早寝早起きの生活習慣を徹底した
(2)健康的な食生活を取り込んだ
という環境を意識してできるように整えていることを前提としています。
具体的に、僕は休職状態で、ほぼ引きこもり状態でした。
逆にいえば、少なくとも意識して行動を起こせば
自分のライフスタイルを変えられる環境にはしてました。
(1)、(2)がクリアできていれば
もはや本当の意味で、鬱ではないようにも思えます。
でも、現実の僕は、いつ再発してもおかしくない精神状態。
相変わらず将来に対しては不安だし、
虚無感と無力感にさいなまれていました。
最初はウォーキングからはじめた
運動をはじめようと思い立った時
僕の体は完全にぼろぼろです。
それはそうですよね、ほぼ寝たきり状態で
コンビニで脂っこい適当な食べ物しか食べていなかったのですから。
立ち上がって、外に出るだけでフラフラするし、
無気力で、虚無感が半端なく、寝たきり状態だったので
食事に外に出るというだけでも、かなり頑張った方でした。
あのままの生活を送っていたら
本当にどうにかなってしまうんじゃないかというレベルです。
このように身体的にも本当にひどいありさまでしたが、
ひきこもっているとがちでこういう状況になります。
ただ、夜は、無理やりにでも、9時前とか、滅茶苦茶早く寝ていましたので
普通に、夜明け前の5時に目が覚めたりします。
そうすると、少しずつ外を散歩するところからはじめました。
夜明け前ごろだと、人通りもまだ少ないので
世間体、というかひきこもりでも、人目を気にせず
なんとか外出しようとする気になります。
負荷をかけすぎると、習慣化せずに、三日坊主で終わるという
当時の自分の根性のなさは身に染みていたので
ウォーキングにノルマはもうけませんでした。
普通に3分くらいあるいて
家に戻ってきたりすることもあります。
ただ、何もしないよりははるかにましだと思えましたし
GPSを使って、歩いた距離を測ったり
デジカメで、風景の写真をとったりしていました。
そうすると、少しずつですが、調子のいい時は
ジョギングをしてみようかという気になってきます。
また、寝たきりのから回復して、運動をはじめたばかりの状態は、
ちょっとした負荷でも、体にはかなり効くので
すぐに筋肉痛になります。
なので、短時間で、体を鍛えるという意味では
ある意味で、効率はいいと感じました。
(もちろん、継続して習慣化することが前提ですが)
逆に、ある程度、体力がついてくると
ちょっとやそっとの運動ではたいした負荷にならないため
むしろ体力を高い水準で維持する方がたいへんになります。
運動量の見える化
筋トレや、走った距離・時間などをエクセルで記録していく
ということもはじめました。
そうすると、少しずつでも、達成が生まれるますし
記録をとったりすると、確実に限られた時間で走行距離が
伸びているのがわかります。
また、ある程度運動を習慣化して、
基礎体力がついてくると、
体に相当負荷をかけても、ある程度、
耐えられるようになります。
そもそも体力がないと、
まともに、全力疾走自体できないんですよね。
呼吸が辛くなる前に、腕や足が骨が酸欠になって
動かなくなります。
基礎体力がついてくると
例えば、1kmをダッシュしてタイムを計ったりとかを
できるようになります。
全力で1km走ると、相当つらいですが。笑
だいたい、1kmのタイムを記録すると
僕の場合、早い時はなんとか3分を切るくらいです。
平均的には、
遅くても3分半から4分くらいではないかと
思われます。
たかだが3分程度です。
ただ、週に最低一回でも、
この3分を経験しているかどうかで、
精神状態が全然違うんですよね。
もちろん、食事と睡眠が十分とれているという前提ですが
運動した後だと、細かいことはどうでもよくなるというか。
いい意味で前向きになります。
適度な運動をすると、男性ホルモンのテストステロンが高まって
前向きになって、鬱の改善という、よいサイクルを生み出します。
ここまでくると、あとは、これらの運動・睡眠・食事のバランスを
どう維持できるか、とうい話になるのです。
休職状態だった僕は、時間は相当あったので
こういうライフスタイルにもっていけましたが
復職すると、なかなか時間的な自由もなくなるので
ままならないものです。
もっとも、運動はたやさないこともあって
また、ビジネスの勉強をはじめたこともあって
不安はありつつも、鬱にはなっていません。
まとめ
運動のハードルを下げて、ウォーキング・散歩でもよいので
体を動かすことを習慣化する
僕の場合は、GPSやストップウォッチなどで
走行距離を見える化する
適度な運動を絶やさず、一週間に一度は、全力疾走して
自分の限界に挑戦する
こんな感じです。
結局、精神科医にかかったり、薬に依存したりはせずに
僕の場合は、社会復帰になんとか漕ぎつけました。
もともと、鬱病を改善させるための、リハビリのつもりではじめした。
ただ、睡眠・食事・運動のバランス、基本的に仕事の生産性も上げてくれます。
少なくともメンタルの状態が悪化しそうになったら
以上のライフスタイルを意識すると、かつてのように重度の鬱状態には
ならなくてすんでいます(今のところは)。
要は、
「走って、食べて、寝れればそれでいい」
かなり脳筋な発想ですが、意外とこのくらいあっぱらぱーの方が
変なストレスもためこまないし、夢や発想も豊かになるという実感です。
もちろん、思考を停止してはいけませんが
心身のコンディションを整えるという意味で
鬱から立ち直った経験的に、脳筋なほど馬鹿になれるくらい
ライフスタイルに余裕をもちたい。
それがトータルでは、人生の質を上げるんじゃないか
という感想です。
正直、今思うと、休職して回復に向かっていた時期が
バイトが強迫観念になっていた生活からも解放されて、自由だったと思われます。
これからも、多くの方へ自動で価値提供する資産を伝えながら
時間的にも空間的にも縛られない生活を、広げていければと考えています。
ストレス・鬱との向き合い方に関する再生リストはこちらです。
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