こんにちは。たーさんです。
今日はセンター試験ということもあって
受験生の努力にあやかろうと、
ネットで努力のマインドに関する本を買いあさっていました。
一流のマインドに触れることのできる媒体として、やはり読書のコスパはいい。
今回、格闘ゲームで世界一を極めた著者のマインドを学ばせていただいたので、紹介します。
プロ・ゲーマー 梅原さんの、プロフィールにはじまり
「いかに勝負に勝ち続けるか」
の境地にいたるまでの物語です。
「人生の自由を奪われかねない社会で、いかに勝つか」
という当サイトの趣旨については、僕のプロフィールでも書かせていただきました↓。
自由に人生を歩もうとする以上、避けられない
自分や、社会を含めた周囲のとの戦いと向き合ううえでのマインドセット
という意味でも、かなり共感しました。
特に、プロフィールとともに語られる著者の「努力」の変遷が含蓄に富んでいます。
以下は、本書を読んで「努力のあり方」という視点から田中の読み取った内容です。
【①小学生の時】根性を全面に出した努力
例)誰が一番長く鉄棒にぶら下がっていられるかの勝負→絶対に最後まで手を離さない
プールに誰が一番長く潜っていられるかの勝負→先に顔を上げるのは必ず相手の方
死んでも先に音を上げない
【②中学生以降】選択と集中による努力
ゲームを極めることに焦点を絞り、
プレイ時間を増やすとともに、分析と攻略に磨きをかける
【③現在】失敗を恐れずあくなき戦略・本質への探求に根差した努力
真の目的は自分自身の成長であり常に新しいものを生み出し続ける
著者ご自身は、本書で直接明言されていませんが
「明らかに、語られている努力が質的に進化してる」
って思うわけです。
どう進化しているかというと、努力を
投下するエネルギー×目的達成(成果)へ変換する効率
とみると、
①小学生のころは、投下するエネルギーに偏った努力
②中学生以降は、ゲームという対象以外はすべて捨てた努力
投下した努力が、プロゲーマーという成果に集中、変換効率の向上した状態
③現在に近づくにつれて、本質・戦略レベルで論理・確証に基づいた努力
②の状態よりも努力の成果が普遍性を生み、一層、変換効率の高まった状態
とみてとれます。
そして、③に近づくほど、著者の思考から些末な感情がとり除かれて行って
目的に沿った努力だけ、研ぎ澄まされていく。
真逆の例として、健康や予防医学に無知だった僕は
「苦労しているんだから、成果がでないはずがない」
「努力している自分はかっこいい」(←殴りたい!)
「努力は裏切らない」
みたいなベクトルだけで無駄にプライド高く
思考停止状態で、いつまでも①の水準から抜け出せませんでした。
「努力は裏切らない」キリッ じゃねーよって感じですね。
こういう思考停止した力技だけですと、
全体の戦略もった相手に一瞬で吹っ飛ばされます。^^;
というか、自分は、勝手に自滅しました。
何も考えずに体に負荷をかけまくって
冬山で凍傷になったり、疲労骨折したり、
ああいう自分を痛め釣ることだけを続けていたら、
今ごろ、回復できないレベルで体を壊していたでしょう。
(ガチで死んでもおかしくなかったので、
いないとは思いますが、どうか、真似しないでください)
せっかくモチベーションもエネルギーもある状態なのに
それが報われないどころか、かえって自分を傷つけるなんて悲しすぎる。
「苦労すること=努力」というマインドへの警告は、
本書で、梅原さんも書かれていますが
投下するエネルギー×目的達成へ変換する効率
のバランスがあってはじめて、正しい努力だと再認識しました。
やっぱり、感覚的にわかっていたことを
言葉にして理解できるって大きいです。
これはビジネスや、自立してお金を生む勉強についても同じです。
ビジネスって、何となく難しそうと思う人が、
世の中には多いです。
ただ、これは、お金を生むとはどういうことか
ということを、わかりやすい言葉にして、
体系的に学ぶ機会がないから、というだけです。
このあたりのことは、こちらの記事にも書いています。
この短い記事だけでは、語りつくせませんが、他にも
自身が選んだ道への覚悟や、「生きることはチャレンジし、成長し続けること」
という人生観や、外から刺激を受け続けるための環境づくり、
本書自体一つの著者の成長物語として、学ばせていただきました。
やはり一流の思考に触れると、モチベーションも上がりまくりです。
何度も読み返して、自分のマインドセットに取り込ませていただきます。
繰り返しは、知識を入れるうえで、基本なので。
最近のコメント